イベントで来場者に渡す名札パス(パスケースとネックストラップのセットが一般的です)。イベントによっては、受付が済むと名札パスにチケットや名刺を入れて会場に入場いただくケースがあります。今回は、その名札パスについて考えてみたいと思います。
名札パスの意味
イベント用の名札パスには、サイズ、形状、ストラップの色などの組み合わせにより様々な種類が存在します。イベントで名札パスを使う意味には、主に以下のようなことが挙げられます。
- その来場者が、受付を済ませたことを証明するため
- 主催者や出展者に対し、その来場者がどのような方なのかを判別できるようにするため
受付を済ませた証明として名札パスを渡すことは、関係のない方が入場しないようにするなどセキュリティ上でも有効です。また、ランチを挟んだりするなどイベント会場と外との行き来が発生する方が多そうなイベントの場合、再入場の際に名札パスを確認することでチェックすることができます。
大型の展示会やビジネス系のイベントでは、名札パスにより主催者や出展者が来場者の属性を瞬時に判別できる「視認性」が重要です。来場者がどういった属性の方なのかをパスで表現すること、例えば出展者の方にとって、ターゲットとなる来場者なのかどうかをすぐを認識できることは、限られたイベントの開催時間で効率よく商談するためには重要です。
主催者や出展者を見分ける方法として、オリジナルTシャツを作るのもオススメです。
[サービス紹介つき]イベントではオリジナルTシャツを作ろう
主催者にとっては収入源にも
イベントを開催する際、主催者にとっての収入源として、イベント協賛金収入、チケット収入、出展枠収入、パンフレット等に掲載される広告収入、ホームページのバナー広告収入などが挙げられます。イベントの規模や性質によってさまざまですが、名札パスを収入源の一つとして利用するイベントもあります。
名札パスは、ビジネス系のイベントでは基本的に、来場者が必ず身に着けるものとなります。そのため、ネックストラップ部分やパスの台紙の部分を広告枠として販売することも可能です。ここで注意しておきたいのは、名札パスを広告枠として販売するにあたり、イベント自体のイメージが出展者様の広告に引っ張られすぎないように工夫する必要があることが挙げられます。
いかがでしたでしょうか。名札パスの利用の仕方によって、主催者も出展者も来場者も有益に利用ができると思います。イベントレジストでは、QRコードのチケットを参加者の方が最も印刷しやすいA4サイズを採用しており、印刷されたA4サイズのチケットを四つ折りにすると、QRコードや氏名等の基本情報がレイアウトされた状態でパスケースに収納することができるのでご活用ください。
名札パス以外にも広告枠の獲得はさまざまな方法があります。
大規模イベントだけじゃない!イベントでスポンサーをつけたい場合の協賛メニュー