2016年2月に開催された「SENSORS IGNITION」をはじめ、各分野の第一人者を講師として招き最新動向や彼らのチャレンジを学ぶ場として開催された「SENSORS ACADEMY」、ファッション×テクノロジーをテーマとしたコミュニティイベント「SENSORS SHIBUYA FASHIONCODE WEEK」など、Web・TV・リアルイベントを連携させた場を次々に仕掛けている日本テレビ放送網株式会社インターネット事業局SENSORS プロデューサーの原浩生氏にお話しを伺いました。
(参考: [イベントレポート] SENSORS IGNITION 2016)
Webがメインのメディアプロジェクト「SENSORS」
--- 「SENSORS」について教えてください。
日本テレビインターネット事業局がプロデュースするWebとTVをミックスする「メディアプロジェクト」です。同名のテレビ番組を地上波で配信し、同内容をウェブでも公開しています。従来は、テレビ番組が成功するとそれを書籍化したり、リアルイベントを開催したりしていました。しかし、メディアは時代と共に変わっていきます。私たちは、番組をプロジェクトの中心に置くのではなく、メインはWebだと考えており、このSENSORSというメディアプロジェクトから派生した出会いをきっかけに事業を作っていきたい、という思いがあります。リアルイベント「SENSORS IGNITION」も「テクノロジー×エンターテインメントの未来に関心のある人々が、様々な分野でイノベーションに挑戦するうえでの「発火装置=IGNITION」になりたい」という思いから開催に至りました。
安心のサポート体制
--- イベントレジストを導入することになったきっかけを教えてください。
実は、他にもいくつかのチケッティングプラットフォームサービスと比較検討していましたが、イベントレジスト導入の決め手となったポイントは2つありました。
1つ目はプロモーションコード機能が充実していたこと。登壇者やスポンサー企業の方々にはご招待用のコードを発行したり、集客プロモーション用の割引コードを発行したりと、コードの用途によって異なるルールを設定できる点が魅力的でした。
2つ目はサポート体制が整っていたこと。チケット販売ページの設定内容のレビューから、イベント当日の受付サポートまでお願いすることができ、安心しました。
チケットの販売状況をリアルタイムに把握
--- 実際イベレジを使ってみてどうでしたか?
チケットの販売を開始すると、管理画面上で販売状況がリアルタイムに反映されるのが面白かったです。例えば、「イベント開催を発表した直後にチケットを購入するのは、この業界のこの属性の方々が多いな」といった情報をチェックしたり、また、SENSORS IGNITIONでは登壇者の情報を小出しにしたので、どの登壇者の発表時に、どんな層が反応するのかが見えたことも収穫でした。
--- イベレジを使うことで感じたメリットはありますか?
参加者の性別や職業などのデータを収集することができ、SENSORSのファン層の属性を知ることができました。また、イベント終了後に配信される「イベント評価誘導メール」に対する返信も何件かあり、イベントに対するフィードバックを得られたこともメリットだと感じました。
イベント管理画面左メニューの[統計情報]から、
新しい何かが生まれる場所にしたい
--- SENSORSにとってイベントとは?
普段、テレビ番組ではものすごく多くの視聴者を相手にしていますが、番組を見ているときの顔は見ることができません。対して、リアルイベントではテレビよりコンタクトできる数は少ないですが、その分、顔も見えるし濃いコミュニケーションをとることができる。そこで私たち主催者と参加者、また参加者同士が密な関係を作ることにも面白さを感じています。このイベント会場でのコミュニケーションが、ただの「楽しいオフ会」のそれに終わるのではなく、新たなビジネスにつながったり、新しい何かのきっかけになるようなものになって欲しいと思いますし、そういう風にしていきたい。SENSORSでは今後も、様々な切り口で「そこから何かが生まれる場所」としてのリアルイベントを仕掛けていくつもりです。
--- ご協力ありがとうございました。
SENSORS|Technology×Entertainment
http://www.sensors.jp/
イベントレジストは、BtoB / BtoCのイベント様々なシーンでご利用いただいています。
より詳しい情報を知りたい方は、以下より資料をダウンロードいただけます。