今年で第3回目を迎える No Maps。今回は狸小路商店街や札幌駅前地下通路も No Maps の会場として賑わっていました。その様子をご紹介します。
No Maps 2018に参加してみた! -カンファレンス参加編- もあわせてどうぞ!
狸小路商店街はNo Mapsと札幌国際短編映画祭の一色に!
発祥は明治6年頃、北海道開拓の歴史と共に発展してきた狸小路商店街。
狸小路5丁目に映画祭のメイン上映会場である札幌プラザ2・5がある関係で、総延長約900mの商店街は、NOMAPSと映画祭の案内を随所で確認できます。
▼ 札幌プラザ2・5
狸小路1からどこまで番号が続くのか気になったので、とりあえず端から端まで歩いてみました。
6を抜けたときに、7だけ「7丁目」と記載されています。(誰得情報)
途中、たぬきのゆるキャラや、路面電車、ヒグマ(剥製)に遭遇。
ヒグマ(剥製)は、質屋さんの看板クマのようで2m近い大物で、高さ55cmのスーツケースが小さく見えます。
札幌駅前地下通路の展示会場を体験!
通称「チ・カ・ホ」を、大通り方面から入って「7」あたりから体験ゾーンが始まり、札幌駅まで続きます。
▼VR&AIの展示
左:VR用のヘッドセットをかけると、視覚情報と自分の声の反響で、まるでお風呂の中にいるような体験ができたのですが、それが30分ほどで開発したソフトであると聞いて驚きました。
中央:カメラに映る画像が何かを判別するAIの紹介で、「チ・カ・ホ」を通過する人をカメラが捉えて「person」と表示されていました。思わず、将来的には何に使うことをイメージされていますか?と質問してみたら、工場のラインで仕掛品が流れてくるなかで不備のあるものを自動判別することができるとのこと。
右:AIの小林一茶が川柳を読んでいました。
以前、俳人正岡子規を生んだ松山市から、俳句の先生を読んで評価を受けた際には、コテンパンに酷評されたとのですが、そこから約半年後に、再度採点してもらうと大幅に向上し80点の評価を受けたとのことで、ディープラーニングの成長と現状の課題がよくわかりました。
ちなみに狸小路商店街と愛媛県松山市の松山商店街は姉妹商店街とのこと。
▼開発中や発売前のVRゲーム
映像をお見せできなくて残念ですが、ヘッドセットつけて体験すると没入感がすごかったです。
LIONさんのブースで見つけた、石鹸PUSHすると、アプリで「ただいま!」通知が飛ぶ、ほんわかガジェット。
箕輪ナイト
12日夜は「箕輪大陸」を鑑賞後、監督と箕輪氏のトークショー。そのまま場所を、バーに移動して、NoMapsナイトタイムミートアップとして、箕輪厚介氏、中国で活躍するインフルエンサーの山下智博氏らの「札幌からエンタメを編集せよ!」- 今夜、アジアのエンターティメントをメイクする - に参加しました。飲みながらのセッションとライブグラフィックレコードとそのまま全員で飲み会になるという、セッションに参加するというか飲み会に参加しているような一体感もNoMapsならではと、感じました。
しかし、タムラカイさんのライブグラフィックレコーディングは素晴らしい。(タムカイさんご本人の承諾を得ましたので、掲載しちゃいます)
制作過程の動画はこちらから!
札幌から渋谷の街でお買い物?!
13日は、分身ロボット「ANA AVATAR(アバター)」が、渋谷の商業施設「渋谷ヒカ リエShinQ(s シンクス)」店内を歩き回り、人気ショップのスタッフと実際に会話をしながらショッピングをお楽しめる体験も体験してきました。
「みらい型ショッピング体験!at 東急百貨店 ANA AVATAR(アバター)が渋谷と札幌をつなぐ!」
ロボットを遠隔操作する感覚と、実際に遠く離れたお店の店員さんと会話できる未来体験。
世界の国々に自分のロボットを置いておけば、いつでも好きな時に世界中を歩き回れる時代がもうすぐ?!
※No Maps 2018のビジネスカンファレンスは10月10日(水)~10月12日(金)まで。その他、映画祭や各種イベントは10月14日(日)まで開催しています。
No Maps は、EventRegist を使って効率的な事前申込とスムーズな受付を実現しています。イベントレジストに関する詳しい資料はこちらから。