2018年5月19日、高知において「コミュニティーリーダーズサミット in 高知」が開催されました。高知は全国でも晴天の日が多いらしいですが、当日も晴天で最高な雰囲気でした。
(ちなみに日本で記録された過去最高気温は、2013年8月12日に観測された高知県、江川崎 で、41度!!とのこと。)
「コミュニティ」で従来の枠を超えて活躍しているコミュニティリーダーやコントリビューターの方々が高知に集まり、県内外の方々と共に「課題解決」につながる流れを創り出す場が開催されました。高知県内だけではなく、東京や遠くは北海道からも、多くのコミュニティリーダー、コントリビューターの方々が参加しました。
イベントタイムスケジュールなどは、こちらから。
イベントの模様は、ハッシュタグ、#CLS高知 で参加者がアップしていますので、ぜひのぞいてみてください。
今回高知での開催の経緯について、まずは仕掛け人の小島さんに、コミュニティーリーダーズサミットを高知で開催した経緯を伺いました。(小島さんは、Facebook上で1100人以上のコミュニィ―リーダが集う、コミュニティー マーケティング コミュニティー(CMC_meetupを主催されています。)
現代におけるコミュニティー
「全国規模のコミュニティイベントのリーダー、及び今後全国でコミュニティイベントを今後行う、またはその動きに関与されると想定されるコミュニティ運営側の人材を一同に会す場所が東京ではなく、東京から離れた高知で行うことで、強い思いを持ったリーダーたちが能動的に参加する場所を作りたかったのと、高知県がコミュニティー活動に非常に興味があることで強力なバックアップが得られていることが開催に至った経緯です。また、今回のイベントのゴールは3つだと考えており参加者にも共有しています。」
1.理解する:現代におけるコミュニティーの意義を理解する
2.自分ゴト化:自分のビジネス、キャリアとコミュニティの接点を考えてみる
3.実践する:コミュニティーに参加したくなる、または運営したくなる。」
小島さんの本開催に至った更に詳しい経緯は、こちらから読むことができます。
写真は、高知県知事である尾崎知事と小島さん
実際、地元以外からも、熱量の高いリーダーたちが、休日にも関わらず(自腹で!)数多く集まっていました。
セッション中の、【コミュニティライトニングトーク】では、北海道、兵庫、福岡、愛媛、香川、などの全国各地のコミュニティーリーダーの方々が、それぞれのオリジナリティーあふれるコミュニティーをプレゼンし、同じコミュニティーでも目的ややり方など様々なパターンがあるんだなとコミュニティーの多様性を感じられる時間でした。
コミュニティーは、民衆の善意の集合知
キックオフパネル「クラウド時代に加速するコミュニティの力」の中で、フジテック株式会社 常務執行役員 情報システム部長の友岡さんは、「コミュニティーはなぜ重要か?」の問いに対して、「ITの世界でいうと90年代に登場したLINUXコミュニティーの登場がインパクトがあった。世の中動かす、民衆の善意の集合知が今後非常に重要になってくる事に気が付いて、その経済圏はいまでも様々な形で発展している」とコメントされていたのが印象的でした。
また、コミュニティーを主催するにしても参加するにしても、巻き込まれてみること、キッカケを逃さない事が重要という点も、登壇者それぞれが共通して強調されている事が印象に残りました。
ファンを伝道師に変える
ヤッホーブルーイング よなよなエール広め隊 ユニットディレクターの原さんは、「ファンの力でビジネス拡大を実現するロ-カルメーカーの挑戦」セッションの中で、お客様をファンに変え、ファンを熱狂的ファンに変え、熱狂的ファンを伝道師に成長させるヤッホー独自のプロモーション活動を行うことで、ブランドを応援したいと思う「意味」消費を増やすことができると考えており、そのためには企業の「ミッションへの共感」が鍵であり、顧客に密着したイベントを数多く実施することが施策として非常に重要であると語りました。
参加者=参加型
一般的に、イベントといっても参加者が、学び側・教室型になるケースも多く見られる中、今回のイベントでは、全員がグループに分かれ、「高知にコミュニティイベントを誘致する」プランを討議し、発表するという参加型セッションも用意されていました。この参加型セッションでさらにに会場全体の熱量が上昇する瞬間を全員が体験するスパイラルを生んでいました。
高知のおやつタイム
セミナーの合間に、高知のおやつタイムも設けられ、高知スイーツを皆で楽しみながらの交流タイムも有意義な企画でした。ミレービスケット、控えめに言って最高。
活発なネットワーキング
セッションの合間には10分の休憩中に、全員がネットワーキング。自然と隣の人と話しはじめ、会話が途切れることがありません。(確かに上の休憩中の写真でも座っている人が一人もいない…!)
そして最後は懇親会。初鰹を囲んで、乾杯!!
今回、参加してみた感想としては、当初の小島さんのお話の通り、全国からコミュニティを真剣に愛する人が集まり、いい意味で個性が強く、ガンガン前のめりの人たちばかりで、熱量の高いイベントだったということ。この熱量は参加者自身が生み出しているものであること。そして、ここからさらに生まれるであろう、トレンドのうねりに期待せざるをえない時間でした。
更に翌日には、参加者特典として「大人の遠足」という高知観光も企画され地方で開催され、地元以外の人が参加するモチベーションを上げるパッケージになっています。やはりせっかく遠方に来たなら地元体験はしたいですよね。
主催者ページは、こちら http://eventregist.com/p/Kochi_CMC
(ぜひフォローして今後の開催情報などを入手してください)
またこれらかコミュニティー運営に興味がある人は、小島さんの主催する、コミュニティーマーケティングコミュニティーに参加してみてはいかがでしょうか?
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コミュニティリーダーズサミット in 高知 2018は、イベントレジストのイベント管理プラットフォームをご利用いただいています。
また、イベレジは、四国でも多くご利用いただいており、イベントの翌日20日に開催される音楽フェス、愛媛ライヴ・アースまつやま2018でもご利用いただいています。