2017年10月5日-10月15日、Sapporo Creative Convention「No Maps」が開催されました。本コンベンションは、北海道を代表する民間企業、官公庁、そして大学などが委員・顧問として参画し、パートナーには主要メディアや教育機関、専門性を有する企業など、「ALL HOKKAIDO体制」で取り組み、〇クリエイティブ産業の活性化と他産業への波及、〇創業支援・新産業の創造・投資の促進、〇クリエイティブな市民文化の醸成、〇札幌・北海道の国際的知名度・魅力の向上、〇「世界屈指のイノベーティブなまちSAPPORO」の実現を目指して開催しています。今回は、No Maps実行委員会事務局長、廣瀬様にお話を伺いました。
北海道・札幌発を創りたい
--- 「 No Maps 」を開催することになったきっかけを教えてください。
No Mapsは、「地図のない未知の領域を開拓しよう」というメッセージを込めて命名しています。
きっかけは、2つあって、1つは北海道で音楽プロモートを手がける(株)ウエスの小島紳次郎さんや、初音ミクなどインタラクティブ事業を手がけるクリプトン・フューチャー・メディア(株)の伊藤博之さんが抱く、“開拓精神がある地元北海道で、SXSW(サウスバイサウスウエスト)のようなイベントを開催したい”という思いが北海道経済産業局の有識者会議で共有されたこと。もう1つは、札幌市主催で行っていた札幌国際短編映画祭が10年を迎え、“認知度は高いが、国内の短編映画市場拡大が遅れており需要喚起をしたい”という課題を解決するべく、もっと幅広いコンテンツを取り入れていくべきとの方向性が示されたことです。特に札幌市は経済的側面を重視し映画祭を開催してきましたが、札幌・北海道をクリエィティブ産業・IT産業の集積地としたいという思いとも重なり、No Mapsは官民一体となった事業となりました。
ビジネスイベントならイベントレジストというイメージ
--- なぜイベントレジストを使おうと思ったのでしょうか。
3点あります。
まずは事務局作業を楽にしたかったことです。
少ない人員で業務を行う必要があったので、作業工数を減らせるツールが必要だと感じていました。そんな中でEventRegistは、ビジネスイベントで必要な機能が揃っていました。
2点目は、EventRegistがビジネスイベントで多く利用されていたことです。
No Mapsは実は2016年に「0回」と称してイベントを行ってはいましたが、第1回の立上げ間もないイベントでしたので、イベントの集客やチケットの販売方法等、色々相談したい事がたくさんあり、そういった部分でイベントレジストさんは当日の運用面も見越したアドバイスをしてくれました。
3点目は、何か面白そうなことができるかもしれないなぁ・・という期待感です。(笑)
最近ではどこに行ってもEventRegistの名前を聞くようになって、しかも「0回」のNo Mapsと同時期にBACKSTAGEというイベントをイベント管理プラットフォーマーであるイベントレジストさんが主催していた。このBACKSTAGEにNo Mapsの実行委員長である伊藤が登壇することになったわけですが、そういった部分でも色々やり取りをしていて、ただのWebツール屋さんではなく、一緒に面白いことができそうだと感じたわけです。No Mapsの事業の一つに「実験:Experiment」というキーワードがあるのですが、札幌・北海道というフィールドを、「新しい価値・文化・社会の姿」を提案する技術やサービスの社会的な実証実験の場として提供するための調整を行うことを目指していて、そういった部分でも共感し、ご一緒できるように感じました。
プロフェッショナルなアドバイス
--- 実際にイベレジを使ってみて、いかがでしたか?
機能の部分では、さすが色々使われているだけあって必要なものは揃い、且つ簡単・・という部分で助かりました。また、タイムテーブルという機能を使ったのですが、複数日に渡って合計30以上ものセッションを管理する必要があって、これはとても便利でした。各セッションの定員管理はもちろんのこと、チケットによっては、1Day PASSを購入せずにセッションだけの参加費を払って参加できるようにするなど、多様な参加方法を作ることができました。各セッションについて、当日実際に誰が参加したかのトラッキングを取ることもでき、次回のコンテンツ作りに役立つからやった方がいいとイベントレジストさんにアドバイスされて、各セッションの実際の参加者データの取得なども行いました。イベントレジストさん自体が主催もされていたり、様々なビジネスイベントを手掛けていたりと、システム部分だけでない経験が豊富なので様々な点でアドバイスやフォローなどしてもらえて助かりました。
また次回のNo Mapsでも色々な面で相談したいと思います。
--- 廣瀬様、ご協力ありがとうございました。
No Maps では、EventRegistのプレミアム機能を活用して効率的な申込管理を実現しました。
その他、大規模イベントや展示会でのイベントレジストご利用事例はこちらにまとめておりますので、合わせてご参照ください。