ご利用事例|EventRegist(イベントレジスト)

[イベントレジストご活用事例] BASE株式会社様

作成者: Mikiko Takashima|15/01/15 1:00

ネットショップが無料で簡単に作れるオンラインプラットフォームを提供しているBASE株式会社が、2014年12月、中小ネットショップ運営者向けのイベント「ネットショップフェスタ2014」を開催しました。今回は、ネットショップフェスタの企画・運営を担当された、BASE株式会社のマーケターでビジネス開発を担当されている金城辰一郎氏にお話を伺いました。


ネットショップに関する悩みを相談できるイベントを開催したい

--- 今回、「ネットショップフェスタ2014」を開催することになったきっかけを教えてください。


BASE(ベイス)はサービスを開始してちょうど2年、ユーザー数は約13万人(*1)で、ECサービスとしては、順調にユーザー数を伸ばしてきました。スマートフォン、ソーシャルメディア、ブログなど、個人で情報を発信できるようなツールが整ってきたタイミングでBASEが登場し、時代とマッチしたということもあり、ネットショップを始めたいと思っていた方々に受け入れられてきていると感じています。
BASEユーザーは、ネットショップを初めて持つ方がほとんどです。初めて個人でネットショップの運営を始めるにあたり、集客方法や配送周りのノウハウ、ウェブ管理についてなど、『商品はあるけどネットショップの運営がさっぱりわからない』という人が多いと感じていました。そんな方々のお悩みを一気に解決できるイベントがあればいいな、と思ったのが、ネットショップフェスタ2014を開催しようと思ったきっかけです。
BASEユーザー向けのイベントはこれまでにも定期開催していましたが、BASEでネットショップを持っていない方や、ネットショップに興味はあるけれどまだ始めていない方でも参加できるようなイベントにしたいと思いました。そこで、サイトのデザイン、集客、決済、配送、売り上げ管理など、ネットショップに関するノウハウを、各分野のプロフェッショナルからセミナーや相談ブースで直接学ぶことができるような形としました。

--- イベントの開催は2014年12月10日でしたが、実際に開催を決定したのはいつ頃だったのでしょうか?

実はとても短いスケジュールでした。プランニングを始めたのは開催の2ヶ月前。その後すぐに出展社や登壇者の調整を始めました。そのため、すぐにイベントの告知や申込受付をはじめる必要がありました。
 

自分たちで作るより圧倒的に楽だった

--- なぜイベントレジストを使おうと思ったのでしょうか。

実は最初は、来場の事前申込みの仕組みは自前で作ろうと思っていました。BASEはウェブサービスを提供しており、問い合わせフォームも持っているので、少しカスタマイズするだけで出来ると思っていたのです。けれども、実際にやってみたら、効率の観点から自社で作るのは難しいことがわかって…。そんな時、社内からあがった「イベレジを使ってみたら?」というアドバイスを受け、すぐに連絡しました。
問い合わせたその日に打ち合わせの時間を持つことができ、開催までの時間がない中で、スピーディに対応していただき、とても助かりました。


イベントレジストは、かゆいところに手が届く

 
--- 実際にイベレジを使ってみて、いかがでしたか?


ネットショップフェスタでは複数のセミナーを開催するため、イベントレジストのタイムテーブル機能(*2)を利用したのですが、時間が重複するセミナーは選択できないようにするなどの、自分で作ろうと思って断念した仕組みが、イベレジには既に備わっていました。
 
参考) タイムテーブル機能の管理画面

タイムテーブル以外にも様々な機能が充実しており、「こんな機能を使いたい」と思ったら作業の導線上にその機能があり、管理画面もわかりやすかったです。イベレジには「出来たらいいな」と思う機能が備わっていて、かゆいところに手が届くという印象を持ちました。
また、ネットショップフェスタはこれまで開催してきたイベントに比べると規模が大きく、この規模感では初めての試みということもあったので、当日の運営の不安を無くすためにも、イベレジにはイベント当日の運営サポートもお願いしました。おかげで、当日は来場受付も各セミナーの運営も、とてもスムーズに行うことができました。


BASEにとって「イベント」とは?
ウェブサービス提供企業が、リアルのイベントを開催する理由

--- BASEさんにとって、イベントとはどのようなものですか。

「ユーザーと直接コミュニケーションが取れる場」として、とても重要な機会だと思っています。
また、BASEはウェブサービスなので、ウェブ上のマーケティングプロモーションを中心に行っていますが、「イベント」はその方法ではリーチできない方々に出会うことができます。イベントで出会った人たちがすぐにBASEのユーザーになるとは考えていません。しかし、将来的にユーザーになってくれたり、口コミで拡げてくれたり、重要な存在であることは間違いないと思っています。これからのBASEファンをつくることができる場所が「イベント」だと考えています。




「イベントをやって、すぐにユーザーが増えるのか?」という意見もありますがそうではなく、イベントは、現ユーザーとのエンゲージメントと、これからのファン、つまり未来のユーザーとのつながりを最大化できる場所であると思っています。
今回のネットショップフェスタはBASEとしては初めての規模のイベントでしたが、イベントのコンテンツやスタッフの対応、ブースの装飾等、これからもっとブラッシュアップして継続していきたいです。
 
--- 金城様、ご協力ありがとうございました。

*1: 2015年1月インタービュー時
*2: タイムテーブル機能は、イベントレジストのプレミアム機能の一つです


 
BASE株式会社様は、EventRegistを活用して効率的にイベント運営をおこなっています。 
その他、自社イベントやカンファレンスでのイベントレジストご利用事例はこちらにまとめておりますので、合わせてご参照ください。