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[ネットPR]イベント・セミナー開催時の情報発信のポイント


 

イベント・セミナー開催時にネットPRを使って展開するときのポイントをご紹介します。

その前に、まずは基本中の基本「イベント・セミナーを開催する目的は?」を明確にしておきましょう。ここではBtoB系イベント・セミナーを中心にお話ししますが、多くの場合、開催目的は見込み客を獲得する(製品・サービスに興味関心を持ってくれるユーザーを数多く集める)ことになります。
既存のお客様や営業提案中のお客様には営業担当者からお声がけしてイベント・セミナーの案内をおこなうと思いますが、新規の見込み客を集めたい場合は、より多くの方にイベント・セミナーの開催を認知・理解いただく必要があります。


イベント・セミナー開催時にネットPRを活用しよう

そこで、広報(ネットPR)をおすすめします。予算が潤沢にあれば宣伝広告も効果的ですが、まずは広報(ネットPR)を検討してみてはいかがでしょうか? ここで言う「ネットPR」とは、広告・PRにこだわらず、Webメディア上で企業の情報流通を促進することをインターネットでのPRと定義しています。
※出展: ネットPR.JP「企業が自らメディアとなり、情報発信しなければならない時代」



http://netpr.jp/netpr/point/5715/

ネットPRを展開するのは1回だけではもったいない

イベント・セミナーでネットPRを活用する場合、イベント・セミナー開催案内の1回だけでは不十分です。ぜひとも複数回実施しましょう。実施のタイミングは主に以下の3つのポイントです。



1.イベント・セミナー申し込み受付開始 : 開催案内(事前登録受付)

2.イベント・セミナー開始 1~2週間ぐらい前 : 開催案内(事前登録受付)追い込み需要喚起

3.イベント・セミナー終了後 : レポート報告/関連資料ダウンロード(Webでの見込み客獲得)



ネットPRで展開するリリースにはいくつもの形式があり、「広報文」のような形式もあれば、メールマガジン、ブログ記事、ソーシャルメディアの投稿に近い形式もあります。リリース作成時の最低限のルールさえ守っていれば、ある程度自由な形式で作成することができます。



「複数回のリリースってどのように作成するの?」と質問をいただくことがあります。たとえば、イベントの展示内容(製品・サービス)ごとに、来場してもらいたいターゲットが異なると思いますので、訴求内容を変えて情報発信するとか、事前申込期間中に残席の少ないセミナーを訴求して早めにご登録をしてもらうように案内するなど、複数回のリリースを効果的に使い、情報を探している人に対してタイムリーにより多くの接触機会を提供しましょう。



また、イベント・セミナー実施後のレポートなどもリリースとして積極的に情報発信します。これは集客と同じぐらい重要です。理由は、イベント・セミナーに参加できなかったユーザーが、実施後のレポートを閲覧したり、セミナー資料をダウンロードしたのちに、製品やサービスに興味を持って問い合わせにつながるケースが多いからです。

集客に関しても、実施後のレポートに関しても、なるべく多くの方に情報発信をすることを心がけてください。クローズドな有償セミナーなどの場合、実施後のレポート展開が難しいこともありますが、セミナーに参加いただいた方との差別化をおこない、ダイジェスト版や一般公開できる部分のみ公開・発信するということなら可能かもしれません。そのダイジェスト版を閲覧した方が興味を持って次回の有償セミナーに参加いただける機会を提供するためです。

今回は、イベント・セミナー開催時のネットPRの有効性についてお話ししました。次回以降は、具体的なネットPR(ニュースリリース)の書き方ついてお話しします!


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[筆者プロフィール]

朝火 英樹(アサヒ ヒデキ)
株式会社ニューズ・ツー・ユー マーケティングコミュニケーション部 マネージャー

NEC、ソフトバンクモバイルを経て、2014年9月 ニューズ・ツー・ユーに参画。事業主側でマーケティングコミュニケーションを推進してきた経験を活かし、現在、ニューズ・ツー・ユーにてネットPR(News2リリース)を軸とした統合的なマーケティングコミュニケーションの仕組みづくりを推進中。