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[イベント運営]主催、共催、主管…イベントに関わる団体表記の使い分け方

作成者: EventRegist|14/11/26 18:57

イベント企画書などの概要に記載する「主催者」関連の表記。イベントを1社で開催する場合は、「主催者」と表記しますが、複数の企業や団体が開催に関わる場合はどのように表記パターンがあるでしょうか?

複数の運営者が関わる場合の、「表記」の仕方をご説明します。


責任を負う3つの主体者…主催・共催・主管

主催は、文字通りイベントの企画者であり、運営主体です。イベントに関わるすべての責任を負うのが主催者となります。共催は、その言葉が表す通り共に主催するという意味で、複数の団体が1つのイベントを行う場合に用います。
「主催」として、2社以上の社名が併記されているケースもありますが、この場合は「共催」が適切な表現です。

主管とは、「主導的な立場に立ってある仕事を管理する」という意味のある言葉です。イベントで用いられる際には、主催者に運営を委託されている管理者を指し、イベントの運営実務を行う主体者が主管にあたります。

イベントには、様々な団体が関わることがありますが、主催、共催、主管にあたる団体が当該のイベントに関する責任を持つことを意味します。

 

イベントを支援してくれる…協賛・後援・協力

協賛後援協力にあたる団体は、いずれもイベントを支援する存在ですが、その具体的な違いを見ていきましょう。

協賛とは、イベントの趣旨に賛同し、人的・物的な支援を行うスポンサーを指します。後援も、人的・物的支援をするという意味合いでは同じですが、公共団体や報道機関など、より公共性が高い団体に用いられることが多いです。具体的には、場所の提供や取材なども含まれます。一方で、協力の場合は、ボランティアなどでイベントの企画や運営に携わった団体や個人に多く用いられます。

また、イベントのお土産としてグッズなどを配布する形での支援は、提供とします。

関連リンク
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まだまだある…特別協賛、特別後援、特別協力

協賛、後援、協力に特別という表現を付与した場合は、それぞれの中で最も大きな支援をした団体や個人を意味します。様々な関係者の中で、主催者が感謝の意味を込めてこの表記を用いることも多いです。

これらの表記には、法律的な定義や拘束力はありませんが、イベント関係者が気持ちよくイベントを支援してくれるよう、イベント企画書などに概要を記載する際には、適切な表現を使い分けるようにしましょう。


表記以外にも、イベント企画時に押さえておくべきポイントは数多くあります。
ぬけもれなくイベント企画書をまとめるためのポイントについては、
イベント企画書で押さえておくべき8のポイント」をご参照ください。
 
ウェビナーやオンラインイベント企画の場合は、
ウェビナーやオンラインイベントの企画時に押さえておくべき7のポイント」をご参照ください。

これからマーケティング目的のオンラインイベントやハイブリッドイベントを企画される方に向けて、コロナ禍におけるイベント開催で、事前の準備や、運営マニュアル、イベント本番など、気をつけておくべきポイントをまとめました。詳細は「コロナ禍におけるイベント開催で気をつけておくべきこと」をご参照ください。

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