ご利用事例|EventRegist(イベントレジスト)

[イベントレジストご利用事例] Monotype株式会社

作成者: Mikiko Takashima|18/01/17 1:52

2017年11月10・11日の2日間、「Type&(タイプアンド)」が開催されました。Type&を主催するMonotype株式会社(モノタイプ株式会社)では、2015年からイベントレジストを導入いただいております。今回は、Monotypeのシニアセールスマネージャー・青木俊之氏と、タイポグラフィコンサルタント・平井玲子氏にお話を伺いました。

 

--- Type&とはどんなイベントですか?

「Type&」は、Monotypeが日本で1年に1回開催している、書体のセミナーやワークショップを行うイベントです。2014年から開始し、2017年で4回目の開催となりました。

2014年、イギリスの大学院で書体デザインを教えているジェリー・レオニダス氏が来日される機会があり、そのタイミングでイベントを開催したのがきっかけです。日本には書体デザインを専門に教えている大学院はないので、レオニダス氏を招いてイベントを開催することが、業界にとってもプラスになるのでは…と思い、イベントを企画しました。

初年度は2時間半で席が完売し、開催後のフィードバックも肯定的なものが多く、日本で書体デザインをテーマにイベントを開催する意義を確実に感じました。それ以降、毎年1回、継続して開催しています。

 

信頼している方からの紹介でイベントレジストを知った

--- なぜイベントレジストを使おうと思ったのでしょうか?

イベントレジストを導入したのは、2年目となる2015年からでした。1年目は顧客管理に使っていたシステムをイベントの申込管理システムとして代用していたので、事前集金ができずに困っていたところ、Type&の運営をお願いしている方から紹介いただいたのがイベントレジストでした。ずっとお世話になっていて、Monotypeのイベントに必要なものを熟知されている方からのご紹介だったので「早速会ってみよう」ということで、すぐにイベントレジストと打ち合わせを行いました。

新しく機材を購入する必要がなく、PCとスマートフォンさえあればすぐに導入できることや、これまで対応できなかった事前決済に対応していること、またイベントを運営する上であると便利だと思っていた機能が予め備わっていることがわかり、導入を決めました。

 

--- 実際にイベレジを使ってみて、いかがでしたか?

管理画面が非常にわかりやすく、専門的なWeb制作の知識がなくても、直感的に申込ページを作成・管理することができました。限られたマンパワーでイベントの準備を進めていかなければならなかったので、管理画面で直感的に操作ができる点はとても助かりました。

また、受付のレイアウトに関するアドバイスをもらったり、イベント当日、受付を担当するスタッフに受付アプリの使用方法をレクチャーしてもらったりと、システム面でのサポートに限らず、運営面でも相談に乗ってもらうことができました。

 

急なレイアウト変更にもすぐに対応できた

イベントというのは、当日突然、予測しなかったことが起こります。急遽受付のレイアウトを変更することになったのですが、受付で使用している機材はイベントレジストのアプリをインストールしたスマートフォンのみだったので、Wifiさえ確保できれば、配線を気にすることなく受付の場所を自由に変更できたのがよかったです。大きな機材を必要とする受付だと、フレキシブルにレイアウトを変更することができませんよね。

そして、入場者数をリアルタイムに確認できたこと、来場者データがイベント終了後すぐに確認できたことも、イベントを運営する上でとても便利でした。まさに、「イベント運営のために作られたプラットフォームだな」と感じました。

 

フォントの「裏」にいる人の想いを知る場にしたい

--- Monotypeが開催するイベントの今後について教えてください。

フォント業界はニッチな業界で、特に欧米に比べて日本では、フォントについて知る機会が少ないと感じています。

一つ一つのフォントは、書体デザイナーによって作られます。デザイナーのフォントにかける熱量はすごく、中には一生をかけてひとつのフォントを作っていく、という方もいらっしゃいます。

しかしながら、多くの書体デザイナーは寡黙で、特に日本のデザイナーはその情熱を言葉にして表現する機会もあまりありません。また、その職人気質が故に、「文字に個性があると文章が頭に入ってこないので、最終的にできあがる文字自体には個性がない方がいい」という想いで、書体をデザインしているデザイナーもいます。その結果、出来上がった文字自体が、一見すると無機質で血が流れていないものに思えてしまうことがあるのです。

私たちは、作られたフォント自体に個性がなくてもいいが、作り手がどんな想いでそのフォント作ったかを伝えていきたい、と考えています。Type&というイベントは、「主張しないフォントの裏側には、書体デザイナーの熱い想いがあることを伝えられる場」でありたい、そんな風に思っています。

 

--- 青木様、平井様、ご協力ありがとうございました。
 


Monotype株式会社(モノタイプ株式会社)様は、イベントレジストを活用し効率的なイベント運営をおこなっています。その他、セミナー等でのイベントレジストご利用事例はこちらにまとめておりますので、合わせてご参照ください。