2020年の東京五輪という世界最大級のイベントに向けて、行政も民間企業も訪日外客をどのように集客し、どのように日本の良さや製品をPRしていくべきか考えていると思います。中には、数年前から訪日対策を実行している企業もあると思いますが、まだまだ、全ての企業が対応しているわけではありません。
今回は、これから訪日対策としてPRイベントを行う、または、対応を検討している企業や団体向けに"なぜ、訪日外客なのか?"、"イベント実施の際にどのような課題があるのか"といった点を見ていきたいと思います。
市場
2014年の訪日外客数は1,341万人※1、前年比29.4%増加※1となっており、過去最高を記録しています。市場別で見ると、主要18 市場のうち、英国、ロシアを除く 16 市場※1が年間での過去最高を記録しており、多くの地域から訪日外客が日本へやってきていることがおわかりいただけます。また、展示会、見本市の先進国であるドイツも国外からの出展者(全体の54.7%※2)、来場者(全体の26.5%※2)に焦点をあてることで、イベント自体が海外に向けたマーケティング(自社製品・サービスのPR)の場となっています。このことから、現在、日本の市場で訪日外客を活用したイベント開催が魅力的であると確認できます。
効果
これまでの訪日外客対応での課題として、次のような点が考えられます。
・イベントページが日本語以外対応していない
・チケットの受渡しフローが複雑
・会場での現金決済など、訪日外客にとって不慣れなフローが発生
それに対し、イベントレジストを活用した際は、次のようなメリットがあります。
・日本語、英語、中国語、インドネシア語、タイ語に対応
・QRコード付きチケット(PDF)がメールに送信されるため、チケットの受渡しがスムーズ
・Paypal含む、複数クレジットカードに対応しているため、事前決済で集金がスムーズ
いかがでしたでしょうか。
これまであった課題を解決し、魅力的な市場に参入する手段のひとつとしてイベントでの訪日対策実施をお薦めいたします。また、イベントレジストでは、上記で簡単に説明しましたが、訪日外客対応の機能も用意しておりますので、サポートさせていただければと思います。
出典
※1:統計報道発表資料
※2:Number of foreign exhibitors
関連リンク
イベントでの英語対応 ~受付編~ ※よくあるフレーズつき
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