イベントの申込み時には、参加者に情報を登録してもらう必要があります。しかし、項目が多すぎると入力が手間で離脱してしまうのでは?と不安になったことはありませか?そこで、今回はセミナーや企業イベント、展示会など、多くのBtoBイベントで設定されている「参加者の入力項目」についてご紹介します。
最低限の5項目
BtoBイベントの場合は、「勤務先名」、「勤務先部署」、「勤務先役職」、「姓・名」、「勤務先メールアドレス」の5点を最低限の入力情報として、設定するケースが多くなっています。
※イベントレジストの基本情報は、メールアドレス、姓・名(ローマ字)が必須となっています。それ以外の情報は、その他の情報として、必須/任意/収集しないから選択できます。
目的によって収集する4項目
「勤務先電話番号」、「勤務先住所」、「携帯番号」などは、その後活用する可能性がある場合は収集するケースもあります。
また、参加者の傾向を把握することを目的に「業種」を設定することもあります。これによって、イベント前に参加者の特性に合わせた適切な情報提供をすることも可能になります。
※イベントレジストでは、性別、年齢、生年月日等の取得も可能ですが、BtoBイベントで特別な利用目的がない場合は、入力情報として設定しないケースが多くなっています。
参加者の意向や認知経路を知りたいときに
参加者がイベントに何を期待して、どのような体験をしたいと考えているのか、また、実務でどのような課題を持っているのかなど、参加者の意向を知りたいときは、参加前のアンケートを実施する場合もあります。また、イベントをどのように知ったのか認知経路を予め把握したいという場合も、参加申込み時にアンケートを取ると良いでしょう。
※イベントレジストのプレミアム機能の独自フォームを活用すると、テキスト、ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウン等から入力形式を選択して、独自のアンケート等の収集も可能です。
入力情報が〇個以上であると、申込み率が下がるというパターンは確認できていません。しかし、なぜその項目を入力しなければならないのか、参加者が違和感を覚えてしまう場合や、考えなければ回答しにくい設問があると申込みの心理的な負担は増す傾向にあるようです。企画・運営側としては、参加者の情報は何でも知りたい!と思ってしまいがちですが、目的や利用用途を明確にして優先順位をつけて、参加者の入力情報を設定すると良いと思います。
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