2015年11月2日〜4日までラスベガスのベラージオでEVENTtech 2015が開催されました。少し遅くなりましたが、このイベントの模様を3回に分けてレポートします。
EVENTtechとは
EVENTtechは、イベントに関連する様々なテクノロジーに特化したセミナーとブース展示のイベントで、アメリカを中心に世界各国からイベントマーケター、代理店、ベンダーなどイベントに関連する様々な企業の人たちが最新のテクノロジーや課題解決について情報収集や体験をするために参加するイベントです。毎年ラスベガスで開催されており、2015年はベラージオのカンファレンスルームで行われました。2016年はパリスホテルで開催される予定です。(EVENTtechのサイトはこちらから)
初日のワークショップ
イベント初日は午後からDrone University、Instagram Power Workshop、Viral Video Workshopの3つのワークショップ、夕方のオープニングレセプションが開催されました。
Drone Universityでは、実際にバスに乗りラスベガス郊外に出かけ、ドローンエキスパートの方による講習を受けた後に参加者全員が体験できるプログラムになっていました。この日は天気が良かったものの風が強く、風の中でドローンを飛ばすことの難しさを実感しました。
Instagram Power Workshopでは、Instagram Power: Build Your Brandの著者であるJason Miles氏(http://libertyjanemedia.com/)が人形の洋服の型紙の通販会社であるPixie Faire(http://www.pixiefaire.com/)がInstagramを活用して売り上げを伸ばした事例のプレゼンテーションが行われましたが、参加者からも多くの質問があり、通常のプレゼンテーションという形ではなく、事例をベースにしたディスカッションという感じに展開していきました。ディスカッションはアメリカならではという雰囲気で、参加者は自社の課題解決のヒントをここで得るために参加者同士でも意見を交わしたりしていました。
また、夕方のオープニングレセプションは展示会場内で行われ、ビールやワイン、軽食を楽しみながらブース見学していました。
展示ブースは体験型のものが中心に
イベント主催者、マーケター、ベンダーなど、関係する企業を対象としたEVENTtech 2015は、実際に体験をすることができるようなものが多数用意されていました。テクノロジーが体験できるというこの展示会の中で目を引いたのはゴールド・スポンサーのCINCOという企業のブースで、受付時に鍵が渡され、ブースのケースに実際に鍵を差し込んだら当選かどうかが分かるという仕掛けになっており、アナログな体験をさせる企画がとても新鮮に感じました。(残念ながら私はハズレでした・・・)
イベント2日目、3日目は30分単位で多くのセッションがありました。(セッションプログラムはこちらから)
受講したセッションの内容については第2回目、第3回目のレポートでお伝えします。