日本最大級のデジタルマーケティング・カンファレンス、アドテック。本日2014年11月26日〜27日にかけて、グランフロント大阪で「アドテック関西」が開催されています。その出展会場内、スポンサードプレゼンテーションステージで開催された「アホテックショッピング」の模様を超速報でレポートします!
アホテックの歴史はさかのぼること2012年。アホテック東京の創設者、アホテック様は「デジタルマーケティングに笑いは必用不可欠なのに、どうして公式カンファレンスにおもしろ部門は呼ばれないの?」と疑問を抱き、普通の人間であることをやめ、身長を2m30cmに伸ばし、「アホテック東京」をはじめる。翌年の2013年のステージを経て、2014年のアドテック東京ではなんと公式セッションへと昇格。
* 2014年のアドテック東京公式セッションでの様子はこちらの記事をご覧ください。
そして今回、なんと公式セッションから前代未聞の無料ステージに格落ちしての、アドテック関西降臨。今回のテーマは「アホテック ショッピング」。クライアントからの要求をさらっと解決してくれる、堀り出し企画や目玉商品を紹介した。
最初に登場したのは、AR 三兄弟の川田十夢氏。
川田氏は、最先端技術を使った何かをしたいと言われたはいいけど、何も浮かばない人に対し、<最先端技術の詰め合わせセット>を紹介。非常口からの脱出、街角DJ、ほぼ日拡張手帳、手書きラジオ、○○専用カメラ(○○部分は事情により割愛する)など、ARやOCRの最先端技術を組み合わせたアプリのセットを、通常1億はくだらないところ、なんと特別ご提供価格10,000,000円で提供。一気に手が届きそうな価格になったことで会場は大騒然となった。
次に登場したのは、日座裕介氏。
関西の人気アイドルグループ、オバチャーンのプロデューサーでもある日座氏は、<オバチャーンのプロデュース権>を特別ご奉仕価格998,000円と、なんと100万円を切る価格で紹介。アドテック関西に来場する広告主さんや代理店さんにオバチャーンを起用することで、自社の公式キャラに起用したり、サンプリング要員や公式モニターとして使えるメリットをプレゼンした。そして、忙しい中待機していたオバチャーンの貴重な実演も披露。購入時の注意点として、賞味期限が短いことなどを挙げた。
続いて、バーグハンバーグバーグのシモダテツヤ氏が登場。<企業のイメージ柔軟剤>を紹介した。
特徴として、「遊び心があると思わせて親近感を持たせる」「ナメられることで相手を油断させる」「楽しいことばかりしたいと思うクソみたいな勘違い新卒を取りやすい」点を挙げ、過去の実績や商品をリーズナブルに印象づける手法などを披露した(一部紹介に躊躇するネタのため省略)。商品価格は制作費500万円に加え、色々な事情を含めてのお値打ち価格7億500万円。
最後に登場したのは、株式会社人間の山根シボル氏。アホテックの仕掛人であるこの会社がいよいよ大阪に登場だ。山根氏のプレゼンする商品は、大人数が集まるイベントの場などで一人でプレゼンすることの恥ずかしさや緊張を和らげる<3Kディスプレイ>だ。
2つの顔がトークをアシストし、合いの手を打ってくれる。まるで一人ではないかのような心強さ。応用がきくポイントとして、顔の映像は入れ替え可能、真ん中の顔だけを残して両脇をアイドルの顔にすれば、3人組アイドルとして遊べるなどの点を紹介した。ちなみに価格は定価3,000,000円のところ、3,000,000円の据え置き価格であった。
締めは恒例、アホテック様の一言で初の関西会場でのアホテックは終了した。次回がまた開催されるか(呼んでもらえるか)は不明とのこと。