2016年10月から"B.LEAGUE"として一つになることで、大きな盛り上がりを見せる日本男子バスケットボールリーグ。今回は、2015年10月開幕のNBDLシーズンに新たに参入し、年間36試合を乗り越えた、八王子発のプロバスケットボールチーム"東京八王子トレインズ"の運営企業、株式会社THTマネジメント石坂聡様、角田果菜様にお話を伺いました。
--- 今回、「東京八王子トレインズ」を発足することになったきっかけを教えてください。
2012年の八王子新体育館設立構想がきっかけで、そこを本拠地としたプロバスケットボールチームを作ろうとなったことが始まりです。ただ、2015-2016NBDLシーズンにプロバスケットボールチーム参入するための条件は厳しく、クリアするために10,000人以上の署名を集める必要があるなど、設立する上でのハードルは、とても険しい道のりでした。それでも、東京八王子トレインズの目指す"ヨーロッパ型の地域に根差した市民チーム"として「八王子市民の」「八王子市民による」「八王子市民のための」バスケットボールは何かを追求し続け、約4年間クラブチームとして、八王子市内のミニバスを指導するクリニック開催など、選手もそれぞれの仕事をしながら、八王子のバスケットボールを盛り上げ、運営しておりました。
--- なぜEventRegist（イベントレジスト）を使おうと思ったのでしょうか。
開幕戦こそ、観客席をトレインズカラーに染めたものの、ある時から一定以上来場者数が増えない状況となってしまいました。この状況を打破するためには、来場者が新規ファンなのか継続ファンなのか、これまでのシステムでは、取得することの出来なかった参加者属性を把握することが必要であり、大きなポイントでした。
また、八王子市民Dayという試合を絡めた大規模イベントを開催することも決まっておりましたので、、新規参入チームとして、ファンを増やすために一つ一つ出来ることを行い、結果を分析し、次の施策を実施していく必要がありました。そんな時、見つけたのが、イベントマーケティングプラットフォームとして、今後のチーム方針を取得したデータから未来を考えていけるサービスがEventRegistでした。
--- 実際にEventRegistを使ってみて、いかがでしたか？
シーズン後半からの導入となりましたが、タイムリーに購入者情報を把握可能なため、日々のチケット販売状況を確認しながらアクションが起こせたのは、効果的でした。また、イベントページ作成・管理からイベント終了後の集計・分析においても、非常に簡単、かつ、迅速に対応することが出来たので、考えたことをすぐにファンの皆様に届けることができました。システム以外の部分においても、EventRegist以外で販売していたもぎりチケットの受付対応をサポートしていただくなど、試合当日の運営面でも助けていただきました。
--- 東京八王子トレインズを今後、どのようにしていきたいですか。
八王子（60万人）のパワーを爆発させる、Train（導火線、口火という意味を持つ）として、新しい市民チームの形を作っていきたいと思っています。
プロチームとしての初シーズンは、開幕2連勝後、9連敗を喫すことで、プロの厳しさも体験しましたが、後半は、選手同士のコミュニケーションも改善され、選手、サポーター、関係者が一つになれたと感じております。また、バスケットボールの世界の競技者人口は、4億5千万人（サッカー2億6千万人）であり、観戦意欲が高い世代は、10代～30代と若く、2016年秋にはバスケットボール新リーグ「B.LEAGUE」が開幕し、今後の日本で野球、サッカーに次ぐメジャースポーツとして定着する可能性を大いに秘めたスポーツです。“B.LEAGUE”初年度は、プロ参戦2年目という事でB3スタートとなりますが、最短でB2にあがるためにチームを強くすることはもちろん、年間を通じて、来場者の属性などを収集、分析することで、プロチームとして一歩ずつ、成長していきたいと思っています。
すでに、"B.LEAGUE"への参入が決定しており、来シーズンは、試合数も1.5倍となります。ファンクラブについても、4月から新しいメンバーを募集していますので、皆さん、応援よろしくお願いいたします。
--- 石坂様、角田様、ご協力ありがとうございました。
EventRegist（イベントレジスト）は、BtoB / BtoCのイベント様々なシーンでご利用いただいています。
より詳しい情報を知りたい方は、以下より資料をダウンロードいただけます。